『素直に感心します』この本の元本は、1989年に発刊された文庫本。当時、私は高校生だったが、今でこそ誰もが知っているようなエピソードでも、当時は初耳のことが多く、素直にヘエーッ、ヘエーッと感心しながら読み進んだものだ。今読み返しても、必ずしも当時の新鮮さを失っていないことは、感嘆に値する。いわば、世界史雑学モノの元祖とでもいうのか。センスのいい厭味のないユーモアのセンスは、やはり捨てがたい。 ベストセラーズ エ500円