『ハートウォーミングな傑作』
シャイで引きこもりがちな草食系ラースがリアルセックスドールに恋をしてしまう
設定からして滑稽だが、ファンタジックでしっかり芯のある深いテーマ。
ところどころクスっと微笑むシーンもあったりと、
コメディー映画としても撮ることは可能だったのでしょうが、
実にシリアスな演出で、そこがこの映画のミソな気がします。
どんな結末が待っているのか非常に気になり、脚本的にも満点だと思います。
動かなかろうが喋らなかろうが、彼にとって彼女は疑う余地無くリアルに存在していたんだと思います。
彼女をきっかけとして町が一つにまとまっていく様はなかなかです。
なんかラストは胸が熱くなって泣いてましたよ(笑)
彼女に主演女優賞を。
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン エ2,925円