『中上級者向き。パーツのトレンドや細かな知識の吸収にはよい。』
組立の手順自体についての説明は10ページほどで、パーツについてのトレンドの説明や選び方などが大半を占めております。その他、BIOSの設定方法やクロックアップ、トラブル解決が10?20Pほどといった構成。
雑誌WinPCの別冊版といった位置づけで、本誌と同様、写真や図などを多用することで見やすいレイアウトですが、記述はやや専門的です。ですがWinPC誌らしいパソコンに対する情熱とこだわり、そして細かな部分への気配りがひしひしと伝わってくる良書ではないかと思います。
上記のように、本書は組立の基本は既に押さえた中級者以上向けという印象で、初めて自作に取り組むという方には向かないと思います。初心者の方には同社刊行の「パソコン自作超入門」シリーズをお薦めします。
日経BP社 エ円