源氏物語にゆかりのある柄の生地で、お茶席で用いる懐紙入れを作りました。正絹生地ですので、着物の雰囲気を壊さず、わび寂びの世界に溶け込む、使いやすいお品です。お茶のお稽古にふさわしい、正絹のちりめん生地を使った懐紙入れです。数奇屋袋に入れて持ち運ぶのに適度なサイズで、お茶やお花のお稽古にお持ちになると重宝しますよ。やわらかい薄クリーム色の地に、薄紫、薄抹茶、桃肌色の雲取りで、細かな小紋柄が入っています。所々に金色の、蒔糊散らしや小花柄が入っていて、ステキなアクセントになっていますよ。源氏物語に出てくるような、植物や着物の柄がふんだんに使われていますので、上品でやさしい感じ。蓋も収納部分にもしっかりした芯地が入っていて、懐紙が折れない安心感があります。裏地は黄クリーム色です。
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